ことからとは
言語聴覚士・作業療法士から構成され、各事業所の利用児童に対して
医療面での視点からアプローチを行う専門チームです。
ことばの教室
対象 |
ここあーる(1歳半~就学前) |
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実施日時 |
ここあーる 月~土曜日 |
実施時間 |
一回15分~30分程度(日数や頻度は要相談です) |
ここあーる・そえるのことばの教室(個別言語療育)とは?
〜 言語聴覚士の有資格者が在籍しています 〜
ことばの発達や発音など、ことばに関して心配のあるお子さんが、一対一で個別指導を受けることができる教室です。*1回15分~30分程度
言語聴覚士がお子さまのことばやコミュニケーションの発達をお手伝いします。
就学前のお子さま:
子どもの発達に合わせた「遊び」を通して、意欲、社会性、ことばのコミュニケーションの発達を支援します。
小学校以上のお子さま:
教材などを使用し、お子さま一人ひとりに合わせながら達成感を持ってもらえるよう、集中力や体力に合わせて指導を実施しています。
ことばの教室の対象
・ことばが中々出てこない、遅れている
・文でお話することが苦手
・発音がはっきりしない
・何を言っているかわかりづらくことばが不明瞭である
・家では話すが幼稚園や保育園などの集団に入るとうまく気持ちが伝えられない
・お友達や集団の中でもコミュニケーションをとれるようになってほしい
・読み書きなど学習でつまづいている
集団療育との連携
集団療育担当の保育士や児童指導員の先生、言語聴覚士・作業療法士がケース会議に出席することで、目標や支援計画を一緒に立て、密に連携を取ります。ことばの教室の個別療育と集団療育の互いの学習場面や生活場面での子どもの様子を見たり情報交換したりすることで、お子さまを多角的に観察して、総合的な支援を目指します。
保護者支援
お子さまの状況に合わせて、遊びの場面を観察したり、言語領域のスクリーニング検査を通じて根拠に基づいた支援を実施します。保護者様には、連絡ノートで毎日の様子をお伝えしています。また、必要に応じて電話支援や面談機会を設けています。保護者様はお子さまの一番身近な支援者として「どのようにすればよりよい言語環境」を育めるのかを一緒に考えていきます。
ことばの教室の流れ(例)
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観察、聞き取り
初回:遊び場面の観察、療育担当の先生からの聞き取り
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ことばの教室介入、観察・評価
ここあーる・そえるの環境に慣れてきたらことばの教室に介入、個室での遊び場面や学習場面の観察・評価
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スクリーニング検査
言語・コミュニケーション面のスクリーニング検査など実施
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支援計画
支援計画の立案
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コミュニケーション支援
遊びや課題を使用した言語・コミュニケーション支援を実施
このような療育をしています!
・遊びを通して、ことばやコミュニケーションの力を育てます。
・良い聞き手となり、お子さまの話したい気持ちや伝える力を育てます。
・傾聴態度を育て、正しい発音を身につけるお手伝いをします。
・医療機関の言語療法や発達センターの受診歴のあるお子さまは、発達検査や言語検査の結果をご持参いただく場合があります。
・その結果をもとに指導方法を考えたり、同じ内容のアプローチを継続していくことも可能です。
・ご家庭や、幼稚園・保育園・学校などお子さんを取り巻く様々な方々と連携しながら、お子さまの発達をサポートしていきます。
作業療法士について
ことばに関して心配のあるお子さまはことばだけではなく、からだの使い方や行動面における心配事も抱えていることがあります。
例えば…
- ・姿勢がくずれやすい
- ・すぐに転んでしまう
- ・落ち着きがない
- ・からだの動きがぎこちない
- ・手先が不器用で細かい作業が苦手
- ・乱暴で力加減がわからない
作業療法士が集団療育を担当している保育士や児童指導員の先生と一緒になって子どもたちと過ごす中で日常生活場面における困りごとに背景にある原因を探し「できた」を増やすお手伝いをします。
「遊び」 を通して、 今のお子さまに必要だと思われる動きや活動を行うとともに、お子さまの発達段階に合わせた環境作りを行って、よりよい療育を提供していきます。
このような療育をしています!
・集団療育の時に、お子さまに合った「遊び」を取り入れることで、からだの動きや手の使い方の発達を支援します。
・ことばの教室を担当している言語聴覚士と連携を取り、個別対応が望ましいと思われる活動については、必要に応じてことばの教室に取り入れています。
・お子さまの日常が過ごしやすくなるように、ご家庭でも出来ることを保護者さまに提案しています。
ギャラリー
インスタグラム
ことからではインスタグラムで個別療法の様子を発信しています。ぜひご覧ください!