お知らせ

自分を承認するということ

今回は考えさせられた事があるのでそれをあげますね!

先日、ある方(Nさん)とお話を頂く機会がありました。

Nさんとは私よりも年上の女性で「自分の本当にやりたい事」に気が付く機会があり、それまでずっと勤めていた仕事を辞めて現在はその目標に向かって活動しています。

いつも笑顔で明るく私はもちろん、周囲からの信頼も厚く自然と人が集まってくる。そんな素敵な方です。

そのような方とお話をする機会が出来ました。突然、「話をしませんか?」と言われたので「どうかしましたか?」と聞き返すと「みんな今回のコロナの件で気持ちが落ち込んでいないかな?と思って」との事。

自分の事で多くの方が精一杯のところ、この方は家族ならいざ知らず知り合いになって間も無い私にも気にかけて下さるのだと感動しました。

きっと人が集まってくるとはそこなのでしょうね。打算でも何でも無くそこにあるのは“まごころ”そのものです。

お話をしている中でたくさんの学びを得ました。
その一つが『インナーチャイルド』という言葉(学校で心理学を概論ですが勉強していましたが知りませんでした。勉強しなくてはいけませんね…)。

人は誰でも心の中に「チャイルド(子ども)」がいてそれは小さい頃に形成される。他の誰でも無いという事。

人はついつい自分の欠けたものを見てしまいがち。「ここが出来ていない」「ああすれば良かった」「なんてダメなんだ!」自分を、内面の「その子」を傷つけます。

または、自分の不足しているものを精神面や物質面でそれを補おうとします。愛情であったり、注目であったり、物であったり。でも外面から得ようとしても際限は無いのかもしれませんね。

その子に対して「頑張ってるね」「そのままでいいんだよ」と内に向かって直接声をかけられるのは自分。でも、自分自身を認められず自分を傷つける事しかできなかったり、そもそも自分の心に気付けない、向き合えない時にはどうしたらいいのでしょう?

Nさんは他人から褒められ認めてもらって「ああ、自分はこのままでいいんだ」「頑張っているんだ」とまず他者から“承認”してもらう事。
そして自分自身に承認できるようになる事。だから周りの応援も大切なのだと。

人に優しくしたいけど、なかなか出来ない。でも、それってまず自分をどれだけ大切にしているか。
自分を認められない大切に出来ない人が他人への思い遣る事は出来ないですものね。

人は生きているだけで素晴らしい。生きているだけで奇跡。

だって、幾つもの出会いがあり、愛があり、それで今の自分がいるのだから。

困難にぶち当たると忘れてしまいがちだけど、それが事実なんだと思います。