言語聴覚士が考えるここあーるのおすすめポイント~part.2~
こんにちは!
ことばの教室 言語聴覚士です。
だんだんと気温が下がってきて寒さが厳しくなってきています(/_;)
ここあーるの職員も手洗い・うがい・手指消毒など感染対策を万全にして体調管理に気を付けていきたいと思います。
さて、今日は個別療育のメリット、小集団療育のメリットについてお話します。
デイサービスを探す上で、「個別療育」が良いのか、「集団療育」が良いのかどっちが良いか迷っている…という保護者の方も多いのではないでしょうか。
ここあーるでは小集団療育を基本とし、希望する児童には必要に応じて(ことばやコミュニケーションに限りますが)個別療育を取り入れています。
小集団療育のメリット
・集団でのルールや行動が学ぶことができる
・お友達とのソーシャルスキル、コミュニケーションを図ることができる
・遊びの中でお友達との関係性や対人スキルを学ぶことができる
・お友達の良いところを真似できる
個別療育のメリット
・児童の発達に合わせた個別プログラムを提供できる
・児童の様子やペースに合わせることができる
・集中できる環境を設定できる
・「できた」という気持ちを認め、自己肯定感を高められる
などです。実際子ども同士の関わりで、個別ではみられない姿が小集団で観察でき、そこから新たな問題点や能力が浮かびあがってくることもあります。小集団ではお友達の行動が見本としてあることで、個別ではなかなか成果の出しにくかった行動に効果を示すこともあります。
なかなか「かして~」とおもちゃの貸し借りの時に言えずにお友達からおもちゃを取ってしまう児童が、自由時間にどうしても使いたいおもちゃを目の前に、お友達の真似をして、ことばの教室で練習したことを思い出して、スタッフの力を借りて、ジェスチャーやことばでお友達に「かして~」が言える♪なんていうこともあります。
小集団と個別療育のメリットを生かしながら子どもの特性や状況に合わせて、保護者様とも相談しながら療育の方針を決めていきたいと考えていますのでお気軽にご相談ください(^^)/