ことばの教室~そえるでの様子~
こんにちは、ことばの教室・言語聴覚士です。
卒園・卒業の時期ですが、暖かくなったかと思えば雪が降ったり寒かったりと、なかなか春はまだお預けの模様ですね((+_+))
それでも、ここあーる・そえるのお友達は、入園・入学・進級と、それぞれのイベントに向けてワクワク・ドキドキしながら、春がくるのを楽しみにしています♪
今回は、そえるのことばの教室での様子について、少しだけご紹介したいと思います☆
そえるには、小学生のお友達が学校終わりに通ってくれています。
皆、授業を頑張った後の疲れた身体で来所しますが、身支度が終われば、元気いっぱい遊ぶ子ばかりです(*^-^*)
そえるは、子供達の困り事に応じて、カードゲームやプリント課題を通して、社会性や言葉を介したコミュニケーションの力を身に付ける関わりをしていますよ☆彡
語彙の少ない子には、イメージ出来る言葉を増やす練習をして、
話したいことがたくさんあって、まとまらないよ~💦という子には、STが話を整理しながら見本を示し、伝える力を身につけるお手伝いをしています!
今回ご紹介するお友達は、《SSTかるた》を使ってかるた遊びをしながら、取ったカードの内容を掘り下げて、「こんな時はどうしたら良いかな?」「もしこんなことがあったら、何て言う?」など、状況に応じた対応を考え、日常や学校でのコミュニケーションに役立てられるよう一緒に考えたり、自分の考えたことを言葉で伝える練習をしました。
個別の中でゆっくりと考える時間を作りながら、遊び方を理解し、自分の気持ちや考えを言葉にして伝える経験を重ねることで、集団療育で複数のお友達と活動をした時も、自信を持って発言したり、他のお友達の答えをしっかりと聞くことに繋げていきます☆
続いてのお友達は、キャラクターの絵カードを使って遊びました。本来は、3つのヒントを聞いて、ヒントに合うカードを取るという遊び方ですが、今回は神経衰弱のようにして遊び、ペアが出来たらそれぞれのカードを見比べて、違いを見つける遊び方をしましたよ!
STからの「どっちも同じ赤色のギターを持っているね!」の声かけに対し、
「こっちは鳥がいるけど、こっちにはカエルがいるよ!」と違いを教えてくれました♪
お友達によっては、「家にギターある?」と聞くと、「あるよ!お父さん持ってる!」という会話から、お話が広がっていくこともありますよ(^^♪
小学生になると、自分で考えたことをまとめ、相手に言葉で伝える機会も増えてきますよね。
そえるの個別支援では、遊びやゲームで楽しみながらも、対話を大切にしながら、日常でのお友達とのコミュニケーションに役立つ経験に繋がるよう支援しています(*^-^*)!