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「おしまい」の伝え方

「おしまい」の伝え方

こんにちは、ことばの教室、言語聴覚士です♪(^∇^*)
冬も本格的になり、寒さが厳しくなってきましたね☃
しかし、ここあーる・そえるのみんなは、いつも元気いっぱいです‼

ところで、子どもが遊びやテレビなどに夢中になってしまうと、
「ご飯の時間だよ」「もう寝なさい」と声かけをしてもなかなか終われないことはありませんか?

初めは優しく伝えていたお母さん・お父さんも、だんだんと言い方がきつくなってしまい、子どもも親もいらいら、なんてことに…
そのような時の声かけのコツを3つご紹介します。

①見通しをもたせてあげる
いつ終わるのかを、遊びが始まる前に明確に伝えることで終了までの時間の目安がわかり、気持ちを整理しやすくなると思います。

タイマーを使って「15分だよ」や、時計を示して「長い針が6にくるまでね」など視覚的にイメージしやすくしてあげるといいかもしれませんね。

また、「おもちゃをこの箱に入れるよ」「できないところは手伝うよ」など、
やることを具体的に伝えたり、一部分は手伝うことを伝えることで、次の行動への不安を減らすことができます。

②予告して心の準備をさせる
終わる時間の少し前に、「お片付けまで10分だよ」「あと5回だよ」など終了が
近づいていることを予告することで、心の準備がしやすくなります。
その際は、笑顔で穏やかに伝えてあげることが大切です😊

③プラスのことばかけ
終了の言葉かけも、「あと10分だけだよ」だと、子どもは【あとちょっとしか遊べない!】と気持ちが焦ってしまいますが、「あと10分遊べるよ」だと、
【まだ、いっぱい遊べる♪】と余裕をもって最後まで楽しく遊べますね。
また、「お片付けしたら一緒においしいご飯を食べようね」など、次にやることが楽しく感じるような言葉かけも効果的です。

他にも、個々の性格や特性に合った対応方法があると思いますが、子どもが上手に終了できたらたくさん褒めてあげることで、子どもの自信に繋がるといいですね💪