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できる人は違う!のかな…

できる人は違う!のかな…

ごく、ありふれているのかもしれない。
でもすごく大切だったりするお話です。

私が学生で実家にいた時の事ですが、ある大手自動車メーカーの営業マンが担当になり訪問する様になりました。
まさに新人!フレッシュな感じの男性です。

ただ、新人でありながら落ち着いていて、よくある営業!「売りたい」エネルギー全開!でも無く、
「こんにちは!暑いですね~」なんて感じでサラッと挨拶をして去っていく。
そんなあなたは涼しげだ!と言いたくなる。そんな感じです。

訪れる回数というと、しつこくなく、忘れてしまうような間を開けずに「ああ、あの人だ」と思う程度の絶妙なタイミング。

そのうち異動があってか同じメーカーから来る営業マンは変わってました。

結局、その営業マンが親と話している事を含めても車の話題は出ていたかな?
記憶にない位車の話が無かったのだと思います。
でも、名前は何故かしっかりと記憶されています。不思議です。

そして、それ以降の営業マンの顔や名前は憶えていないのです。

今となってはその営業マンが狙っていたのか、狙ってなかったのか分かりませんが営業としては成功なのだと思います。
いざ、車を買いたくなった時その営業マンの顔と名前が浮かぶのですから。

20年以上前の出来事ですが、最近になって「そうだ!あの営業マンの名前を検索してみたらどうなるかな~」なんてふざけ心でネットで検索してみました。

そうすると…同じ自動車メーカーの高級車部門の営業マンとして現在も健在。
きっと結果を残し続けてきたのでしょうね。

キャリアを考えると相当ご出世されてるのだと考察いたします。

高級車を乗る事は無いと思いますが、お店に冷やかしで行って、この思い出話をしてみたら何と言うのかな?
迷惑がるかな?驚くのかな?
何て想像してしまいます。

という事でこの営業マン、私の中の「トンデモ人間」でした!