【ことから~ことばとからだのせんもんか~】
こんにちは!
ことばの教室言語聴覚士です♪
2月は節分、バレンタインとイベントが目白押しですね(^^)/
保育園や幼稚園に「鬼来たよ!」「怖かったけど泣かなかったよ!」なんて声もちらほら聞こえてきましたよ!
さて、今回はタイトルにもある通り『ことから』の説明をしたいと思います。
現在ここあーる・そえるには3名の言語聴覚士(ST)と1名の作業療法士(OT)が在籍しています。
新しいホームページを開設するにあたって、有資格者であるSTとOTから構成された、専門的チームのことを「ことばとからだの専門家」略して『ことから』と名付けたチームが出来上がりました!!
(ネーミングセンスいかがでしょうか?笑)
詳細はホームページを御覧ください♪
今日はその様子を一部ご紹介します(*^-^*)
STはことばの教室で個別療法を行っており、その中でSTの専門知識だけでは補えない困り事が出てくることもあります。
「ことばが不明瞭だけど、指先の使い方も不器用…」
「ことばの教室で椅子には座れるけれど、姿勢が崩れやすい…」
「字を書けるようにはなってきたけれど、鉛筆も持ち方が気になる…」
など就学前、小学生以上の子どもたちともに色々な問題点が出てきます。
そんなとき、からだの動きや日常動作に関わることのできるOTがいることはとても心強いです!
動作を分析して、その時々に合わせた対応方法を一緒に考え、時には遊びを取り入れながらこどもの成長や発達を促すことを提示してくれることで、ことばの教室での個別療育もより一層充実したものとなります。
月1回程度STOTミーティングというミーティングをすることで、色々な困り事をともに相談する場も設けています。
今回は就学前の二名の鉛筆の持ち方について動画を見ながらディスカッションしました。
書字の際、手指を器用に操作するために特に親指・一差し指・中指を使います。その3指をほどよい力加減で動かすために、薬指・小指の握りを安定することも大切です。
親指~中指で鉛筆を過剰に握りこんでしまって、細やかな操作ができない子に、鉛筆での練習の前に太いペンを握ってもらう、3指の指先の位置を知らせるためにシールを貼って視覚的にわかりやすくする、ぷにゅグリップを使用してみるなど子どもたち一人ひとりに合わせてのアプローチを話し合うことができました。
…少し専門的な内容になってしまいましたが、ここあーる・そえるでは専門職が力を合わせて、それぞれの立場から意見を出し合い、みんなで検討を重ねながら子どもたち一人ひとりのための支援を行っています♪