発音の練習
こんにちは。ことばの教室、言語聴覚士です。
今年は雪どけが早く、あっという間に春らしくなりましたね。(*^-^*)
花の芽が土の中から顔を出したり、木の枝につぼみが膨らんだりしていて
なんだかわくわくしてきます!
ことばの教室では「発音がはっきりしない」「ことばが不明瞭」という児童に、発音練習を行うことがありますが、みなさんは、発音の練習と聞いてどんなことを想像しますか?
「あ・い・う・え・お」と50音を音読したり、パタカラ体操という口の体操を思い出す方もいるかもしれませんね。
もちろん、口を動かして筋力をつけることは大切ですが
単調な動きばかりの練習だと退屈で、続けるのも難しくなってしまいます。
一般的に発音の訓練を開始する年齢は、4~5歳頃が良いと言われていますが、
ここあーるのことばの教室では、「まだ、発音の訓練は難しいかな…」と思う児童には
遊びを通して、正しい発音のための基礎を作る練習を行っています。
こちらのお子さんは、集中力がつき、一定時間注意が持続できるようになったタイミングで発音の訓練を開始しました。
始めたばかりの頃は、正しい発音の基礎を作る遊びが中心で、発音の訓練になると途中で注意がそれてしまうこともありましたが、今では、口の体操を積極的に行い、集中して取り組める時間も長くなりました。
発音の基礎を作る遊びである巻き笛やラッパも、強く吹いたり、長く吹いたり短く吹いたりと色々な吹き方ができるようになりました。
ここあーるのことばの教室では、子どものやる気をどんどん引き出せるように
これからも、練習内容を工夫し取り組んでいきます!
(掲載については、ご家族の承諾を得たうえでご紹介しています。)