ことばかけの工夫②
こんにちは‼ ことばの教室、言語聴覚士です!(^^)!
暑い日が続き、大人はぐったりしてしまいますが、
ここあーる・そえるのみんなは、暑さに負けず夏を満喫しています🍉🌻
さて前回は、言語聴覚士がことばかけを行う際に参考にしている、『インリアル・アプローチ』の7つの関わり方についてお伝えしました。
しかし、「具体的にはどうやるの?」と、疑問を持たれた方もいるかもしれませんね。
そこで、今回はわかりやすい例をお伝えしたいと思います♪
ミラリング(子どもの行動をそのまま真似る)
例〉子:パチパチと手を叩く→大人:同じように手を叩く
パラレルトーク(子どもの行動や気持ちをことばにする)
例〉子:転ぶ→大人:「転んじゃったね、痛いね」
セルフトーク(大人の気持ちや行動をことばにする)
例〉子:折り紙で作った作品を相手に渡す→大人:「ありがとう、お母さん、嬉しいな」
モニタリング(子どもの声やことばをそのまま真似る)
例〉子:「ブー」→大人:「ブー」
リフレクティング(子どものことばを言い直して聞かせる)
例〉子:「つくした!」→大人:「そうだね、くつしただね」
エキスパンション(子どものことばを広げて返す)
例〉子:「くるま!」→大人:「くるま、きたね」
モデリング(子どもに新しいことばのモデルを示す)
例〉子:「お花!」→大人:「たんぽぽだね、黄色いお花だよ」
おわかりいただけたでしょうか?
「これって、いつもやっているかも…」と感じた方もいると思いますが、
もしも、毎日の子どもからの働きかけにどう声かけをしたらよいのか迷ったときには参考にしてみてください(●^o^●)