一番が良い⁉
こんにちは!ことばの教室、言語聴覚士です(●^o^●)
「今年の夏は暑いな~」と思っていたら、
急に気温が下がり、季節はすっかり秋ですね🍂🍄
ここあーる・そえるのお友だちの中には
来所時にジャンパーを着てくるなど秋らしい服装にチェンジしたお友だちもいます。
しかし、そんな寒さにも負けず
みんな元気いっぱいに、遊びやゲーム、スポーツなどに取り組んでいます😊
ところで、ゲーム遊びや順番決めのときに、
勝ち負けや一番になることにこだわってしまうお子さんはいませんか?
当然、誰にだって「勝ちたい!」「一番になりたい!」という気持ちはあり、
その気持ちによって頑張ることができることもありますが、
その気持ちが強すぎると
負けると泣いたり怒ったり、勝敗がつく遊び自体を避けてしまい
お友だちとの関りが上手くできなくなってしまうかもしれません。
勝敗や一番にこだわる理由はひとりひとり異なると思います。
例えば、勝って嬉しい気持ちは想像できるけれど
負けたらどうなるかをイメージできなく、その不安を避けるためにこだわっているのかもしれません。
あるいは、以前に負けて嫌な思いをしたり、
「一番はよいものだ」=「それ以外はダメ」と誤って理解しているのかもしれません。
ここあーる・そえるのことばの教室では
勝ち負けにこだわってしまう児童に対し
「負けてくやしいね」「次は勝てるようにがんばろう」と共感したり
「負けたけど、○○は上手だったね」と良い所を教えてあげたり
「負けちゃったけど楽しかった~」と負けた時の見本をみせたりと
色々な言葉かけを行っています。
理由は様々ですが、まずはその子が「一番」の何にこだわっているのかを考え、
共感し、その気持ちに沿った言葉かけをすることで
子どもは「今の自分でいいんだ」と感じて安心し、
勝ち負けや一番にこだわりがなくなるのかもしれませんね🎵